裁判員裁判12−104 |
「自白調書の読み方」2014.2.21 2011年1月〜 宮道佳男 |
35、判決宣告の手抜き 一審判決宣告の時、確かに聞いたことが後日受け取った判決書謄本に書かれていないことがある。判決宣告は原稿を読み上げ、印刷に回すから、この間に手を入れているようである。一審裁判官は口頭では言うが、高裁裁判官には読まれたくないのでしょう。反対に判決書の方が書き足されていることもある。印刷された判決書謄本の到着が遅れれば、控訴判断の可否にも影響する。私も、弁護人の主張に対する判断を聞いたが、判決書には記載が欠けていることを体験しています。これは私だけの体験ではない。元判事石松竹雄著刑事裁判の空洞化勁草書房 にも書かれている。 |
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