日々雑感その5   
LC 会 長 挨 拶 (8月第二例会)
2016/08/26
  本日は334地区6RZゾーンの鳥居ゾンチャーパーソンをお迎えしての例会であります。
さて、樋口Lの姿が見えませんが、現在徳洲会病院で検査入院中であります。樋口Lは1979年の入会以来、例会連続出席を継続されており、37年連続出席は多分日本記録でしょう。早く退院され、他のLCにメイキャップされて、記録継続されることを願っています。
また、鳥居Lは徳洲会病院に入院されて、心臓手術のやり直しを受けられました。8月2日お見舞いに行きましたが、お元気でした。鳥居ゾンチャーパーソンは弟様ですので、近況をお聞きできるでしょう。
 今日は第二例会ですので、ライオンズヒムを歌いました。第一例会ではライオンズクラブの歌を歌いますが、この歌は日本国産でして、外国の方は知りません。ライオンズヒムと「また会う日まで」はアメリカ発祥ですので、外国へ行ったときはこれらを歌うべきです。
昔は3番まで歌いましたが、時間節約ということで1番しか歌いません。
3番をよく読んでください。
  戦の魔手より  国を護る  強き同志の城築け
  命と名誉と富かけて
これ、戦争の歌、軍歌と似ていませんか。
慈善奉仕と平和のライオンズクラブには、そぐわない印象もします。
そこで、この歌の歴史的意味を説明します。
ライオンズクラブ発足はちょうど100年前の1917年です。アメリカが第一次大戦に参戦してヨーロッパへ軍隊を派兵し、ドイツ兵と戦った初めの年であります。フランスのナポレオンに敗北したドイツ帝国は国力を貯え、フランス、イギリス、ロシアを相手に領土拡張戦争を仕組んだのが第一次大戦です。
当初アメリカはヨーロッパの戦争に対して中立を守っていましたが、ドイツ軍が優勢で、パリが陥落する危険が生まれてきました。フランスの民主主義とドイツの帝国主義のどちらに味方するかアメリカは大議論した結果、アメリカ参戦を決定したのです。
アメリカライオンズクラブには退役予備役将校が沢山います。再び志願してヨーロッパの戦場へ向かったライオンも多数いました。
だからこそ、ライオンズヒムには、この3番が歌われているのです。
今年、ライオンズクラブ100周年です。記念事業が行われますが、この歌のメインテーマ即ち戦争と平和にすべきです。
歴史学に戦間期論というテーマがあります。
第一大戦と第二大戦の中間の時代に何故第二大戦を防止できなかったかというテーマです。イギリスのチェンバレン首相の読み違いが原因です。ドイツのヒトラーの野望は、ドイツ旧領土のオーストリアの回復だけであり、これを返してやればヒトラーはこれ以上要求しないと考えて、オーストリアのドイツ帰属を承認しましたが、ヒトラーは約束を破って二か月後にはポーランドを攻め、チェンバレンは退任し、チャーチルが首相となり第二大戦は開戦となりました。ヒトラーの野望はドイツ旧領土の回復だけではなく、フランスからソ連までの征服だったのです。これを見ていた日本は、昭和天皇も東条英機と山本五十六は、ヒトラーと一度も会ったこともないのに軍事同盟を結んで、お前はヨーロッパを取れ、日本はアジアを取る。インドで会おうと約束したのです。
私は、イスラム国と北朝鮮は軍事同盟を結ぶと予測しています。イスラム国は北朝鮮から水爆と潜水艦を買い受けます。イスラム人の船乗りを潜水艦乗組員として訓練させます。
2001年アルカイダの9・11テロは、アラブ人をアメリカの飛行学校に入学させてパイロットにさせて、ハイジャックテロをしたのです。
水爆を乗せた潜水艦はニューヨークの自由の女神の沖合で自爆させます。北朝鮮は本当に水爆を日本に対して用いるでしょう。金正雲の人相を見てください。ヒトラーのように、戦って負けて死ななければ、納得できない男です。
ですから、今の時期は第二戦間期、第二大戦と第三大戦の中間期なのです。
ライオンズクラブ100周年のテーマはいかに第三大戦を防止するかということです。