岐阜山岡田舎花火 20070828 |
8月16日岐阜県恵那市山岡町久保原で花火大会があった。 私は20年前から一昨年に恵那市に合併された山岡町役場の顧問をしており定期的に法律相談に行っているが、毎年8月16日に久保原林昌寺爪切り地蔵尊の前で開かれる花火大会を見物している。田舎花火であり近郊の人しか見物に来ず、全く人に知られていない。しかし、山岡の人が年に一回総出で準備し実に立派な花火大会である。特に行き別れと言って、ロケット花火を発射し途中で前後に分かれて行くというのは壮観である。ただし去年も今年も途中で失敗してしまった。 爪切り地蔵尊とは昔弘法大師が爪で彫ったという岩の地蔵尊であり、これの供養が花火大会の趣向である。 日が暮れてから1時間花火スターマインを派手に打ち上げ、地蔵尊の仕掛け花火もあります。田圃を渡る涼しい風が心地よく、夏の終わりを実感できる。各地で行われる大規模な花火大会とは異なり、田舎風であるが、村人の愛情が細やかに伝わり、風情のある花火である。少ないが屋台も出ます。毎年必ず8月16日に行われるから、来年は山岡久保原林昌寺を目標に出かけると宜しい。携帯いすを持参し、農道の端に陣取りして田圃の中から打ち上げられる花火を鑑賞できます。 林昌寺の住職は10年前までは兼職で役場の総務課長であったが、退職後は住職に専念され、禅の指導で有名で、寺は、喝寺とも呼ばれる。座禅を組みたければ頼みに行くと宜しい。 住職は70歳だが矍鑠な人で高齢者の体育大会であるマスターズの岐阜県大会の短距離と走り幅跳びで優勝し、今度は青森の全国大会に出場することになっている。新聞にも取り上げられた有名人です。鴨居蹴りが得意技で毎日鴨居に向かって蹴り上げ体操をしている。私も見せて貰ったが、確かに足が鴨居に付く。私は真似したがとうてい半分も届かない。全国大会で優勝して貰い、続いて世界大会にも出場して貰いたい。 |
![]() |
![]() |
![]() |